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2006年 05月 28日
刺激的なタウンミーティング
3月に子育て支援グループが開催した「子育て講座」の講師に来てくださった、杉山千佳さんが代表を務める「4つ葉プロジェクト」の1周年記念の「タウンミーティング」に参加した。

「4つ葉プロジェクト」は子育ての当事者&子育て支援の担い手として「次代の子どもたちの将来に責任を持つ大人世代として、こうした現状を変えよう!」という思いで全国的な子育てのネットワークを展開している。
それぞれの思いをぶつけ合い発信し合う機会としてタウンミーティングは開かれた。合言葉は「つくろう、みんなで子育てする社会」。
ゲストは少子化担当大臣・猪口邦子、恵泉女学園大教授・大日向雅美、慶大教授・樋口美雄、漫画家・高野優

日本は、子育てに対する社会的投資(税や社会保障費の配分)が非常に少なく、社会保障のなかで高齢者向けの「年金・医療・介護」に全体の7割(約58兆円)が使われる一方、子ども向けはわずか4%弱(約3兆円)。
地域の子育て支援にはお金がない。子ども関係に予算が欲しい。
「世界的に、女性の社会進出と少子化は比例していない」「男女効用機会均等法でアクセルを踏み、配偶者控除でブレーキも踏む。同時にに踏んだ車はどうなるのだ。」「ワークライフバランス推進基本法の様な一貫性を持った対策が必要、そうしないと矛盾が解消しない」といった慶大教授・樋口美雄先生の話が印象的だった。

猪口少子化担当大臣は19年度予算から「子どもと家族に寄り添っていく!」と話した。また、子どもの放課後対策である、文部科学省の「子どもの居場所づくり」と厚生労働省の「放課後児童クラブ」が一体的あるいは連携して行う「放課後子どもプラン」を創設。「19年度から、北海道から沖縄まで全ての小学校区で行う!」とことだった。(一元化はベルリンの壁より厚い壁に阻まれていると言われていたそうだ)
これは、6月議会で私が一般質問することになっていることなので、大臣の口からこの言葉を聞けたことはよかった。

全国の先進的な「子育て支援グループ」の代表など、錚々たる顔ぶれによるトークセッションも、大臣は時間が過ぎていたにも係らず、最後の方(いつもお世話になってる越谷チャオの雲雀さん、ナイスな直球投げてました)の発言まで聞いて帰られた。
市民からの意見、課題が大臣に伝わってるといいのですが…。「猪口大臣お願いしますよぉ」
ようやく「子どもを産み育てにくい」現状を変えようという機運だ、少子化対策はここからが勝負だと思った。
とっても刺激的なタウンミーティングだった。
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by ootani-kazuko | 2006-05-28 11:34 | 日常
2006年 05月 25日
行った・見た・考えた@オオタニカズコ


2年間務めたPTA会長をこのほど退任した。
会長を引き受けてすぐに町倫理条例が施行され、2年目には「町PTA連合会会長」となり、「町議にしてPTA会長」という微妙な立場に。「PTA会長」は学校関係の議案に公正な判断ができない(利害関係がある)と見られ、仮に私が「公正な判断をした」と主張してもそれを証明する方法がない。そういうわけで、教育委員会への一般質問も質疑もダメ、教育関係議案の審議からの「除斥」(退席を求められる)など、「町PTA連合会会長」職は完全に議員活動の足かせとなった。(「除斥」を含め様々な制約があることを覚悟して会長を引き受けた。だから「除斥」にも従ったが、決して納得して退場していたわけではない)

「議員とPTA会長、どちらに重きをおいているのか」「退席ばかりさせられて、議員の役目・町民の代弁者としての役割りをどのように捉えてるのか」と、お叱りを受けたりもした。
確かに地方自治法や町倫理条例を根拠として学校関連の議案に加われなかったし、賛否を示せなかった。議員の責務を果たしていないというご批判はもっともであり、支援してくださった方々に申し訳なく思っている。
では、その2年間が無駄であったかと言うと、何事もなく議員をやっていただけならこれだけの「財産」を得られなかったと真剣に思っている。右も左も分からない当選直後の駆け出し議員だった私が、PTA会長を引き受け二年間活動したことで得たものは大きかった。
人前で話したり組織のとりまとめをしたり、何より「今ここで子育てをする」沢山の人と直接対話することで得たものは何物にも代え難い。「無駄だと思うから無くす」ではなく、「無駄にしない」「利益を生むものに変える」という新たな視点を持つことができた。2年前、PTA会長を引き受けなかったら、今の私はない。2年前の自分より、色々な経験を積んだ今の自分の方がずっと「視界が広く」「有能」で「働ける」と思う。

町の未来である「子どもたちの育ち」とそれを支援する地域の仕組みをつくる。
そのことが地域を変える力となり、今の財政規模でさまざまな施策を展開し、町に活力をもたらすようになったら素晴らしい。みんなの「つぶやき」を形にしたい。
沢山の経験をさせてくれた人たちに感謝し、この2年間蓄積したことを基に「子育て支援と地域づくり」を目指す活動を展開したいと思っている。
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by ootani-kazuko | 2006-05-25 18:21 | 考えたこと