<   2005年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

2005年 07月 26日
「わしみや子育てネットワークシンポジウム」企画書を入手
■テーマ

「誰もが主役になって、いきいきと子育て・子育ちに参画できる鷲宮をつくる」


■基本方針(ねらい)

地域の子どもたち及びその親、家庭、それを支援する市民や関係機関に対して、子育ち・子育ての支援活動を行い、子どもの健やかな育成と地域の充実を図り、社会全体の子育て・家庭教育支援の充実および次世代育成に寄与するため、住民同士、住民と行政のつながりなどといった「ネットワーク」のあり方を考える機会として開催する。


■内  容

1)第1部 パネルディスカッション 13:30~15:30

テーマ:「子育てネットワーク」って一体なぁに?

前半は、パネラーによる子育てネットワークについて実例や学術的見地から意見を出し合う(@15分×4人=60分)。
後半はフロアーも交えて「自由・気軽」に意見を出し合う参加型で討議を繰り広げていき、鷲宮町での必要性の気運を高めたり、子育てネットワークに関するアイデアを出し合ったりしていく。

パネラー:
雲雀信子さん(NPO法人子育てサポーター「チャオ」代表)
中島眞由美さん(よしかわ子育てネットワークWa Wa Waネット)
西川 正さん(ハンズオンさいたま)
宮内美保さん(鷲宮子育てネットワーク準備会代表)

コーディネーター:
深作拓郎(埼玉純真女子短期大学専任講師、鷲宮町民)

2)第2部 出会いとつながりがうまれる交流会 15:40~16:30

町民、行政職員、パネラーが自由に交流を深めていく場。早速「ネットワーク」の一歩が生まれるかも…。

■開催概要

期  日:2005年9月10日(土)13:30~16:30
場  所:東コミュニティセンター「さくら」
内  容:第1部パネルディスカッション 13:30~15:30
第2部出会いとつながりがうまれる交流会 15:40~16:30
主  催:鷲宮町子育てネットワーク準備会
代表 宮内
参 加 費:無料
[PR]

by ootani-kazuko | 2005-07-26 08:44 | 地域のニュース
2005年 07月 24日
鷲宮の集会所での夏休み(埼玉新聞)
埼玉新聞に、鷲宮のこどもたちが紹介されました。

寺子屋は楽し
勉強も遊びもみんなと一緒
鷲宮の集会所での夏休み


(以下、記事の概要)


 町内五つの小学校が地区住民と協力し、それぞれ夏休み期間中に三、四回、朝や昼間に約三時間の「寺子屋」を開く。

 教師が出向き、宿題の勉強をみたり、ゲームを楽しむ。県内でも珍しい取り組み。

教師のほか、自治会役員、コーラスグループ等ボランティアも先生役に。

  町教委の村田文雄・学校教育課長(45)談
「学校と地域の連携が大切だと言いながら、言葉だけになっている感じもある。寺子屋は子どもたちのためだが、先生も子や地域を知り、地域と自然なつながりを築けるのではないか」
[PR]

by ootani-kazuko | 2005-07-24 08:44 | 地域のニュース
2005年 07月 01日
江戸川区の子育て支援を視察
「ネットの会」視察研修

江戸川区の子育て支援、主に、全小学校で放課後、学校を子どもたちに開放している「すくすくスクール」について、江戸川区子ども家庭部長・山崎氏にお話しを伺った。

総務省の統計によると15歳未満の子供は1765万人。
24年間連続で減。
深刻な東京は出生率1.0を割り込んだ。
そんな中、東京23区のうち全国平均を上回る1.3の出生率なのが、この江戸川区。
人口65万8千人。ここ毎年、3万7千人が引っ越してくるそうだ。大半が20代、30代だとか。

四つの路線が走っており、都心から15分ほど。
都心に近い割りに地価が安い。
若い世代でも手が届く分譲マンションが大量に供給されている。
荒川、江戸川の広大な河川敷があり、臨海公園と海浜公園があり、自然環境にも恵まれている。
立地を生かすため35年かけて緑化に取り組み、実質的な公園面積は23区一とか。
そして子供を私立幼稚園へ通わせている家庭に公立との差額、月2万6千円を援助。
入学前の子供の医療費の無料化も23区の中で一番早かった。
学校給食費も3分の1を小、中学生全員に補助している(所得制限なし)。
義務教育に所得制限はないとの概念からだそうだ。
そして若い世代が移り住み、「子育てするなら江戸川区」という評判に。

しかし「乳児がいても働きたい」という女性には厳しい面も。
乳児は家庭か、保育ママのもとで育つのが望ましいと、区ではゼロ歳児の受け入れは消極的。
現在ゼロ歳児の95%は家庭で保育されているそうだ(ゼロ歳児を家庭で育てているママに月額1万円の手当が支給されている)。

先代の区長さんの話ですが、今から35年以上も前に、
「区民本位」を掲げ、「区民と肌ふれあいながら施策を進める」とモットーとしていたとか。
「単発的なまちづくりでは定住はむずかしい」「魅力的なまちをつくらなければ定住には結びつかない」と総合的な視点でまちづくりをしてほしいと指示が出され、その結果導かれた方針が、「行政と区民の一体性」「地域力を育てる」とのこと。
その取り組みは今現在の区政に引き継がれ「30年、40年かけて育ててきたた『地域力』が施策に生きている」とおっしゃていた。

ただただ感心するというか、すごい所だな~の一言。
首長のリーダーシップ、長年かけて培ってきた協働の町がさまざまな施策のベースなのだ。

さて「すくすくスクール」ですが。
放課後児童クラブである「学童クラブ」の需要が年々伸び、待機児童が300名近くにのぼったことから端を発しているそう。
人口は増えているものの、財政難なのは江戸川区も例外ではなく。
で、学童クラブの現状分析をすると
実際に通っている子どもたちにとっては、 放課後を「限られた部屋」「特定の指導員」「同じメンバー」で過ごし、学童に通わない仲の良い友だちと遊べない。
だから親は「通ってく欲しい」と思っても、子どもたちは学年が上がると通うのを嫌がるようになる。(うんうん、大きく頷く)
一方、現代の子どもたちの抱えている共通の課題は、
「異年齢の子と遊べない」
「地域の人たちとふれあう機会が少ない」

そこで「すくすくスクール」がスタート。
「放課後の小学校を地域の子どもたちに開放」「小学校6年生まで受け入れ」「地域力の活用」この3つの方針ではじめられました。
共働きの家庭で、希望する場合は「学童登録」し、午後6時まで指導員さんが目配りして、下校を確認します(遊ぶときはみんな一緒、おやつは各スクールで取り決めている)。

最初1校で試験的に、昨年は区内の小学校の半数に、今年度区内の全小学校73校が実施しているとのこと。

「すくすくスクール」の校長先生的な「クラブマネージャー」さんは地域の方。
「サブマネージャー」サブマネージャーとして市職員2名(児童指導員・障害のある子がいる場合等は加配されて3名)
地域の方が「プレイングパートナー」として4~5名
れを支える組織として「サポートセンター」があり、センター長以下、登録したサポートスタッフが、それぞれの「スクール」ごとに運営を話し合いで決め、地域の個性を生かした「すくすくスクール」になっている。

「子どもたちにこれを教えたい」というスタッフ希望はたくさんあるのに、子どもたちは「自由に遊びたい」という希望が強いとのこと。
「講座」に参加するのも自由に遊ぶのも子どもたちの自由だ。

小学生の7割近くが、放課後も学校で過ごす。
教室で将棋をしたり、勉強を見てもらったり。子供たちを見守っているのは近くに住むボランティアの大人たち。
夢のようだ…。

江戸川区では、高齢者が元気で過ごすための施策にも力を入れ、老人医療費も介護保険の要介護認定者も23区では最低レベル。
その元気な高齢者たちの知恵や経験を次の世代に役立ててもらうため、ボランティアとして積極的に養成しているそうだ。

住民同士ができるだけ助け合い、自分の住む町にかかわり会って生きる。
行政はその仕組みを整える。
夢のようだ…。

さて、「すくすくスクール」で、区内の全小学校区に児童館の役割を果たせることとなり、区内6カ所の児童館は「共育プラザ」と改め、平日の午前中は乳幼児を子育て中の若い世代の活動する場(子育てサロンなど)に、夕方以降、中学生・高校生の居場所にリニューアルしつつあるそうだ。
「共育プラザ」は休日は、あらゆる世代に開放。
中・高校生が運営委員に加わり協議を積み重ねいる。
ある館では「音楽スタジオ」を整備したりしているそうだ。
「大人に認めてほしいという思い」
「地域に貢献したいという気持ち」
を知り、こういう中・高校生の心を受け止めて「自分たちのやりたいことを出し合おう」と大人がサポートしているそう。
「中途半端な設備にしない、良質な設備」
「中学生、高校生のペースに合せてゆっくり」

凄いすごい!
夢のように思い描いていた事が、ここでは現実の事として、今現在取り組まれている。
どうしたら出来るのだろう…。
そりゃ予算規模は桁が違うし、お金もそれなりにかけているけれど、それだけではない、何か違うものを感じたのは、この研修に参加した中で私だけではないと思うのです。

子育て支援として、私立幼稚園へ通わせている家庭への援助。
入学前の子供の医療費の無料化。
学校給食費の補助。
…どれも、鷲宮では出来ないと思う。
でも「すくすくスクール」はどうよ!
大人たちが見守る、子どもたちの「安全で安心できる放課後」。
地域力の一層の強化が必要かもしれないが、取り組み次第で「同じ事」はできなくても「同じようなこと」は出来るよ。
と思ってしまった!
「子育てしやすい鷲宮町」にしたい…
これは私の、そして私の仲間の願いです。
これが実現できたら凄い…、実現したい…。

ほかにも色々と伺ったのだが、長くなるのでこの辺で…。

今回の研修で、改めて感じたのが「首長のリーダーシップ」。
町長! 
リーダーシップを発揮して、子育て支援と協働のまちづくりを磨いてください。
私たちは、ちゃんと反応します!
[PR]

by ootani-kazuko | 2005-07-01 08:54 | 研修視察