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カテゴリ:一般質問2・学童保育( 1 )

2005年 03月 10日
一般質問2 「学童保育について」・答弁
学童保育についてお伺い致します。

学童保育は、「放課後児童健全育成事業」という名称で、児童福祉法第二条に「国と地方自治体が児童の育成に責任を負う」と明記されています。
学童保育は、共働き家庭や母子・父子家庭の小学生の子どもたちの、毎日の放課後や、春休み・夏休み・冬休みなどの学校休業日の生活を守っています。
学童保育に子どもたちが通い、安全が守られ健全な時間を過ごすことによって、親は仕事を続けられます。つまり学童保育には、地域の子どもたちの健全な育ちを保障する役割とともに、親の働く権利、家族の生活を守るという役割もあります。
今日、共働きや母子父子家庭などが増え、「働くことと子育てを両立したい」「安心して子どもを入れられる学童保育がほしい」という声はますます大きくなっています。

先の臨時議会で学童保育料の値上げが決まりました。これまでは「公設公営で料金が安いから、子どもが行きたがらないような学童でも仕方がない」とあきらめていた利用者もいました。しかし近隣市町に比べて特別安い利用料ではなくなったことで、内容の充実が求められることになります。

学童保育に通う子どもたちは、そこを生活を営む場所として、学校から「ただいま」と帰ってきます。学童保育では、家庭で過ごすのと同じように休息したり、おやつを食べたり、友達とも遊びます。宿題をしたり、お掃除をしたり、公園にも遊びに行きます。学童保育は、子どもたちにとって「放課後の生活の場」そのものなのです。
また学童保育は、今のこども達から失われつつある「異年齢集団での遊び」が体験できる大変貴重な場です。年下の者の面倒を見る、年上の人から教わる、自然と集団遊びのルールを身につける。こどもだけではうまく出来ないでしょうが、指導員の手助けによって家庭ではできない生活体験が得られます。
このように、学童保育には様々な意義があります。しかし保育所に通っている子供の人数の割には、当町の学童保育は定員に満たず、退所していく子どもが多いのは何故でしょうか。学童保育をやめた子どもは、安全な放課後を過ごしているでしょうか。
一方、たとえば幸手市には、学童保育が楽しくて高学年になっても辞めたくない子どもが大勢いる学童保育もあります。親の都合で預ける・預かるというスタンスを超え、「子どもを主体とした保育」をすることが、結果として親の安心と子どもの健全な育ちを保障している例だと思います。

子供たちの安全で安心できる、放課後の楽しい時間作りのための工夫や、先進的な学童保育の事例や取り組み、保育内容についての意見交換などを実施していますでしょうか。
東武沿線ブロック指導員会に鷲宮町の名はなかったようですが、なにか指導員の研修会などに参加しているのでしょうか。

指導員の資質や力量で学童保育の内容は良くも悪くも変わります。
専門的力量や資質向上のために、どのような研修がされているのか、町は今後どのような取り組みをして利用率を上げて行くのかを、お伺い致します。

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答弁 健康福祉課長

学童保育では、共働きやひとり親家庭など、学校から帰っても保護者がいない子どもたちが放課後、安全に楽しく過ごせるよう、児童館・中央保育所内・東コミュニティセンターの3か所で行っています。
ご質問の学童保育事業の充実でありますが、学童保育事業の中心は遊びと言えます。遊びの中には、季節ごとの行事、地域の伝統行事、子ども達が興味をもっている遊びなど様々なものがあります。これらをうまく盛り込んで活動することが必要です。夏休みでは高齢者が子どもの頃、遊んでいた昔の遊びを教えてもらう異世代間の交流を図っていくこと。また、遊びを通じて、上級生が下級生の面倒を見て行く異年齢交流で杜会性や自主性を身につけていくことなどに努めてまいります。以上の内容を具体的に実施するにあたり職員会議で十分話し合い、事業の共通理解を図り内容や結果など次回に問題を残さないよう話し合います。本年度から参加者の声を直接聞くアンケートを実施し町民の二一ズを適切に把握しながら、事業に生かしていきます。そして、他市町村の施設や事業の見学、情報収集などしてより一層事業の充実を図っていきます。
つぎに、職員の研修については、県や東部ブロック保育協議会主催の研修に参加し「遊び」「居場所」の現状を学んできました。今後、共働き家庭の子どもたちが安全に楽しく放課後を過ごせるよう運営していきます。
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by ootani-kazuko | 2005-03-10 17:52 | 一般質問2・学童保育