2007年 03月 18日
3月議会一般質問 1 「地域子育て支援」について
2番、大谷です。議長のお許しを得ましたので、通告に従い一般質問いたします。

はじめに地域子育て支援についてです。

労働政策を抜きにした少子化政策・子育て支援は考えられません。実際に国の政策には優先順位がつけられつつあると感じています。第一に労働政策、次に地域子育て支援、最後に経済支援という順番です。
経済支援としては当町でも「乳幼児医療費」の助成対象年齢が拡大されるようで、これは、子育て世帯には大きなニュースとなります。
「ワークライフバランス」、女性も男性も、働くことだけではなく、家庭生活もと願っています。子育てと仕事が無理なく、バランスよくできるためには、働き方の見直しが大切です。
それと同時に親が安心して働けるために、保育、放課後児童健全育成、子どもの居場所づくり、そうした地域の育児機能「地域子育て支援」の向上が重要なキーワードです。いま、目の前にいる子どもたちに「何が必要か」真剣に考え、環境を用意する「地域子育て支援」は、自治体が行える、自治体が取り組まなければならない「子育て支援」ではないかと考えますが、鷲宮町の地域子育て支援について2点お伺いします。

1点目は学童保育についてです。
放課後の子どもたちについては全児童対応として、「放課後子どもプラン」の実施が検討されていると思いますが、放課後児童健全育成事業・学童保育の充実については、どのようにお考えなのか、お伺いします。
ア 学童保育の時間延長を望む声を耳にします。
仕事をしていれば、いつもの時間に職場を出られない事があることは、想像がつくと思います。町内保育園の最大延長は7時ですが、小学校入学後、学童保育は6時半です。30分くらいとお思いになるかもしれませんが、この30分が貴重なのです。保育園にいたときは何とかなっていた30分が何とかならなくなってしまうのは、働く親にとって大変なやりくりが必要になります。「せめて、あと30分なんとか延長できないか」という声を多く聞いています。
長時間保育が子どもにとっていい環境だとは思っていません。しかし現実には、決まった時間にきっちりお迎に行ける勤め人は多くありません。だったらそれに対応して、できるだけ子どもも親も安心できる環境を用意しようと考えるのが、本筋ではないでしょうか。小学校に上がったとたんに働きにくくなるという現状をどうお考えなのでしょう。7時までの延長についてのお考えをお伺いいたします。
イ 以前から申し上げていますが、当町の学童保育は残念ながら、お世辞にも評判がよいとは申し上げられません。いま、申し上げましたように、時間も短いですし、居心地の悪さ、つまらなさを理由に退所していく子どもも多くいます。
時間延長や質の向上に努力してくれそうな、社会福祉法人やNPOはありませんか。民間団体に委託してはいかがでしょうか。
放課後子どもプランについても、明確なイメージが描けていないようですし、いっそ、放課後プランも併せて、信頼できる外部団体に請け負ってもらうという選択もあるかと思います。お考えをお聞かせ下さい。


地域子育て支援の2点目は、町東側の子育て支援です。
桜田1・2丁目では、戸建住宅の分譲をはじめ、マンションの建設が進み、人口が増加してます。
東鷲宮小学校は、来年度の新一年生が3クラスとなる見込みです。
子育てネットワークのイベントや町の子育てリフレッシュ講座の参加者も桜田1・2丁目の住民が多く参加していることからも、今後ますます、町東側地域に子どもが増えることは予想できます。地縁血縁から離れて子育てをこの町で始めた、若い世帯が多く住む地域には「子育て支援」の拠点が必要ではないでしょうか。
児童館も子育て支援センターも西側に偏在しています。また、児童館には十分な駐車スペースも確保されていません。東鷲宮駅前のファミリアで行われるイベントも、情報収集ができる人には利用できますが、一般にはほとんど知られていないのが現状ではないでしょうか。散歩やお買い物の折に、ふと立ち寄れる施設は町東側地域にはありません。
8割の方が在宅で育児をしています。その方たちがつどい、お互いに助け合い、情報交換しながら育児を行う仲間を作る。そんな育児支援を行う拠点が必要ではないでしょうか。求められているのではないでしょうか。

ア 現在、東コミセンに出張してきている児童館の事業がありますが、あのようなイベントがありますと、沢山の親子が集まります。それだけ知り合うきっかけが増えるということになるのですが、児童館のプチランド事業を拡大できないのでしょうか。お伺いいたします。

イ 引越しをしてきて、子育てを始めたばかりの親子が集える場所を用意できないでしょうか。全国各地で商店街の空き店舗や公共施設の余裕スペースなどを活用し「つどいの広場」という事業が行われていますが、当町でもレギュラーな形で設置・実施できないものでしょうか。お伺いいたします。



<答弁>

福祉課長の針谷です。2番、大谷議員の一般質問にお答えをいたします。

現在の学童保育状況について申し上げたいと思います。
19年度、4月からの学童保育所児童を募集したところ、児童館内の学童保育は44人、東コミュニティセンター44人、中央保育所26人という状況でありました。今後希望者が増えるのではないかと推測しております。今も申し込みも来ております。
児童館、東コミセンにつきましては、空が出来るまでお待ちいただいております。
このことから、早急に定員の見直しと施設の増設等を総合的に検討してゆかなければなりません。ご質問の学童保育時間の延長についての質問でありますが、当町の学童保育時間の設定は、保護者の労働時間を午前9時から午後5時と仮定し、前後1時間を保護者の通勤移動時間と想定し時間を定めたものです。
時間設定については、県の指導や近隣の運営時間も参考にし、また、子育てに関するニーズ調査でも6時30分までの希望が多いので、当面、現状で対応させて頂きたいと思います。

イの「民間団体に委託の考えは」の質問でありますが、町では、次世代育成支援行動計画に基づき、学童保育の充実を図っているところであります。先ほども述べました通り、学童保育室の増設や定員の見直し等を検討して、保護者の皆さんが困らないよう進めていかなければなりません。現段階では、民間委託は考えていません。

(2)ア、議員のご指摘のとおりでございまして、町では、子育て中のおかあさんが育児不安や孤立感の防止と解消のために、いつでも集まれるよう児童館があります。そして、子育て支援事業を実施している教育委員会・社会福祉協議会と福祉課で開催しているリフレッシュ講座・子育てサポーター養成講座・自主的に活動している、わしみや子育てハッピー・移動児童館子育て広場・プチランドなど、それぞれの立場でできる支援を行っております。こうした事業でも、集まる場所や知り合う機会が、あるのではないでしょうか。ご質問の児童館のプチランド事業の拡大につきましては、児童館の職員体制や地域子育て支援広場などを検討していきますので、ご理解をいただきたいと思います。

イの質問の「子育てを始めたばかりの親子が利用できる場所を用意できないか」の質問でございますが、現在、鷲宮町次世代育成支援行動計画の地域における、子育て支援事業で、子育て広場を実施しております。広場は、常設ではありませんが移動児童館事業にあわせ年7回実施しておりますが、今後どのように勧めていくかなどを検討していきますので、ご理解いただきたいと思います。以上です。
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by ootani-kazuko | 2007-03-18 20:09 | 議会報告


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