2006年 10月 05日
再質問と答弁
<再質問>

2番大谷です、何点か再質問させていただきます。

1点目は、アダプトプログラムの制度化にあたってですが、その要綱の案のようなものは出来上がっているという風に、お伺いいたしましたけれども、担い手側の意見が反映されるというか、要するに、管理をお願いする側の都合だけで考えた物でないなものにしていただきたいと思うのですが、その辺りのお考えをお聞かせいただきたいと思います。

もう一つは、子どもプランのことですけれども、特に、人材についての部分です。
子どもプランについての答弁は、「きっとこんなもんなんだろうな」と思った通りのご答弁をいただいたという風に思っています。
私は、学校に地域の人などが入ってこのような事業を行うということは、とても簡単なことではないかと思っています。ですが、せっかく放課後対策のスピードアップとか、学校現場との協力とか子供の安全とかを謳ってこの施策が行われるのですから、国がやれというから、とりあえずやったというのではなくて、この施策が子どもの健やかな育ちと地域の教育力を高めるなるように努力するべきだと思っているんですけれども、そういったことには、どのように取り組まれるのかが、ご答弁から伝わってこないんですが、私だけがそう思っているんでしょうかね。ぜひ、どのように取り組まれるのか伺いたいと思います。

平成15年度学校基本調査で、小学校の数は23,633校、今はもう少し減っていると思いますけれども、総事業費1000億円を単純計算しますと、4,231,371円。一校に対して420万円くらいの予算で、この放課後対策をやれといわれるのかな、という風に思います。
どう考えても、たくさんの地域ボランティアの協力が必要だと思うんですけれども、そのためにはソフト面の開発を真剣に考えるべきですと先ほどから申し上げております。この人材というソフトの問題は社会教育の充実だと思っているんですけれども、誰もが学び続ける、生涯にわたる教育と学習の権利を保障することが教育行政の役割だと思っております。
人生においての学校教育はて、その地域の子どもたちに還元していくということにつながるのではないかと思うのですけれども、どうなんでしょうか。学校と地域の融合で地域コミュニティーを再生した例は、何も習志野・秋津だけではないです。
新潟県、聖籠町というところでは「子どもは大人を写す鏡」と大人自身が変っていくことで学校と地域の関係を変えた町です。聖篭町は、社会教育に力点を置いて、人材育成はもとより広く住民の学習活動を奨励していき、その結果として、学校と地域の新たな関係を創造していった自治体です。単に特異な人材がいたからではありません。地道な地方教育行政の成果だと言えます。

余談になりますけれども、子どもの「学力低下」が話題になっていますけれども、子どもは親の意識・マスコミ・地域社会の大人を通じて学力の基礎となる知的態度を取り入れています。子どもが学校で、どんな態度で学習に臨むのかは、学校の中だけで決まるのではなく、「学力低下」という現象が子どもたちに生じているとしたら、それは社会の学力の側に低下が生じていると考えるべきだ、と、この聖籠町の場合は考えて、中学校の統合問題を通じて、地域に建つ学校に地域全体の応援をもらうため、教育行政がその問題と向き合ったという風に聞いています。
これから、学校を舞台として地域住民の協力を得て「子どもたちに健全な育ち」にかかわる事業を行うわけですから、学校と地域はサポートする側とされる側ではなく、よきパートナーになる必要があると考えてす。

「学校は敷居が高い」、これは学校の体育館で地域のクリスマス会を催した時に、地区コミ協の方が言っていた言葉です。学校は、学校教育を「学校の先生」だけで行って、他を寄せ付けない方向になってはいないでしょうか。
体育館やグランド開放という形では地域に開いてはいましたけれども、学校教育法85条の「学校教育上支障のない限り」で「利用させることができる」という発想では、学校と地域の交流を生むものではないと思います。地域に建つ学校で行う、この「放課後子どもプラン」事業には、地域全体の応援が不可欠ではないでしょうか。
是非、地方教育行政のリーダーシップを、この「放課後子どもプラン」で見せていただきたいのですが、ご所見をお聞かせいただきたいです。

最後に、子育て支援について町長から力強い答弁をいただいて、ありがとうございました。
「重要と考える、全力で取り組む」というご答弁でしたけれども、では、そうであるならば、子育て支援を専門に担当する職員がいないと言うのはどうかと思うのですけれども、福祉課長のご答弁は、担当課の中で考えていくということでしたが、専門に担当する職員を置いてくださるのかどうか、もう一度お伺いして、質問を終わります。以上です。



<答弁>

助役の槍田でございます。大谷議員の再質問に対してお答え申し上げます。
アダプトプログラムの制度化にあたりましては、町民の皆さまの声を極力反映させるよう努めてまいりたと思います。以上です。

生涯学習課長の針谷です。引き続き再質問にお答えいたします。
プランの中の人材の関係でございますが、プランの中では、教職員のOBとか、教職を目指す学生とかということで表現してございます。いずれにいたしましても、県も詳細については把握していない状況でございますので、9月下旬に国から県職を対象にした説明会がございます、その後、市町村の担当者を対象とした説明会があろうかと思いますので、それら説明会を基に進めてまいりたいと考えております。



<本多町長答弁>

大谷議員の再質問にお答えをいたします。
専門職を置くかというご質問でございましたけれども、一番経験の多い職員をですね、配置をしたいなと思っております。
大谷議員の子育ての苦労話も聞きましたけれども、我々の時代では、みんな相当苦労していたんではないかなと思っております。その中でも私の記憶の中で一番悩んだのは、病気をした時の「お医者さんを何処へ連れて行ったらいいのか」ということがですね、一番、私のネックでございました。
そういう経験も踏まえてですね、わたくしは男ですから子育ては、あまり得意な方ではありませんけれども、そういう女子職員を含めてですね、プロジェクトを作ってですね、子育て支援にあたっていきたいなと思っております。どうぞご理解していただきたい。
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by ootani-kazuko | 2006-10-05 19:38 | 議会報告


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