2006年 10月 04日
一般質問 その1 「協同のまちづくり」について
2番、大谷です議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問させていただきます。
最初に協働のまちづくりについてです。
毎回毎回、協働の町づくりについて伺ってまいりました。今日も協働についての質問が沢山出ていますが、今回私は、ボランタリィの協働、アダプト・プログラムという制度を中心に伺いたいと思います。

6月議会後のことですが、以前から気になっていた町有地の緑地帯の剪定を、担当課と協働で行う当事者の一人になりました。
小学校裏の緑地帯の手入れが何年もされておらず、暗くて鬱蒼とした森に育っておりました。東小学校に面した部分から桜田3丁目公園通り裏側は子どもたちの通学路となっており、また学校に面した部分については校内の様子が外から見えない状態であり、安全面から何とかならないかとPTAからの声を受けてのことでした。
6月の補正で剪定のための予算が付きましたが、わずかばかりの額。この緑地帯はかなり大きな面積がありまして対応は難しいとの事で、PTAが地区コミ協に協力をお願いし緑地帯の剪定が行われることになりました。
この作業が行われるまで、あっちこっちでいろいろ言われましたし、道具を借りたり剪定した枝を集めておく場所を巡っては、話の分からない職員を前に思わず声を荒げてしまったり、正直言うと私は「もうやりたくない…」という気持ちで一杯でした。
しかし、当日80人余のボランティアがお集まりくださいました。7月の中旬、大変暑い中で剪定作業が行われ、2時間余でそれは見違えるほど見通しも風通しもいい場所になりました。
本当に暑い日だったのですが、協力を頂いた地区コミ協の皆さんには大変感謝いたしております。余談ですが、実は東小学校PTAは、昨年度から地区コミ協の構成員となって一緒に事業をやっておりまして、今回のようなお願い事もしやすかったということもあり、沢山のボランティアを集めることが出来たのだと思います。団体同士の繋がりも大切だと感じました。
とは言っても、今回は学校に面した部分がメインで、半分と言ったところでしょうか。
残った緑地帯に面した地域の方から、「この部分は前から気になっていた、管理をウチに任せてくれればやるのになぁ」といった呟きを聞きました。「町有地だし、やっていいのか悪いのか、第一どうやって手をあげたらいいのか」とか「ゴミゼロの時にでも一緒にやれる」「早くちゃんと制度化して、手をあげられるようにしてよ」と。
この呟きを形にして頂きたいと思います。協働の担い手がいるのであれば、逃す手はないと思います。
アダプトプラグラムはどのように検討され、いつ制度化されるのでしょうか。

アの質問です。
以前、助役から「取り組むべき課題は多いが、協働のまちづくりのシンボル事業となっているコスモスふれあいロードにおいて、一部の区域で今年度からその地域の老人会にすべて維持管理をしていただくなど、アダプトプログラムの試行ともいえる取組みも既に展開されており、今後こうした成果など検証しながら、協働によるまちづくりを進めて行きたい」とご答弁頂きましたが、この検証結果はどうだったでしょうか。成果と問題点についてお伺いします。

イの質問です。
担当課の課長は以前「アダプト・プログラムの推進については、第4次鷲宮町行政改革大綱集中改革プランの中で、平成18年度から実施する計画になっているので町では活動の状況を見ながら住民参加型の環境管理方法を制度化し、町内に広めていきたい」とおっしゃっていましたが、その後アダプト・プログラムの促進策の現状はどのようになっていますか、お伺いいたします。


協働の二つ目の質問に参ります。
「今年度、NPO・ボランティア活動の促進策についての検討チームを設置した」との答弁を6月議会でいただきました。検討チームの設置は、人材育成という面にも重きを置き先進地視察などにも出かけるとの事でしたが、具体的にはどのようなことに取り組んできたのか、また取り組んでいかれるのか、進捗状況と今後の計画など含めてお伺いいたします。


協働の三つ目です。
以前にも伺いましたが、協働の担い手となるような団体ですが、現在、鷲宮町にどのくらいあると想定していらっしゃいますか。活動している団体数、個人ボランティアの数などは把握されていますか。また、協働の担い手となるようなNPOなどに育てていく取り組みについては、どのように考えているかお聞かせください。よろしくお願いいたします。



答弁

助役の槍田でございます。大谷議員の協働のまちづくりについてのご質問にお答えを申し上げます。
まず、コスモスふれあいロードの一部区間で行われているアダプトプログラムの試行的取り組みについてでございますが、今年も、先月、多くの町民の方々にご参加いただき、コスモスの種まきが行われました。このコスモスふれあいロードの一部区間につきましては、昨年から老人会の皆様に管理をお願いしておりまして、そのことについてアダプトプログラムの試行的取り組みと申し上げたところでございます。今後、こうした取り組みを拡大し、コスモスふれあいロードを協働のまちづくりのシンボル事業として充実させて参りたいと考えておりますが、課題もございます。一例を申しますと、草花が相手でございますので、その育成には、ある程度の知識と経験が必要でございます。種を蒔くにも、ちょっとした時期のずれで育成に大きな差が出てしまいます。ですから、コスモスふれあいロードでの協働に主体的にご参加していただく町民の方々には、やはり植物に関する知識をある程度習得していただくことが必要になるわけでございます。
まずは、こうした知識や経験の足りない部分を町で補いつつ、徐々に人材を育成し、やがては町民の皆様が主体となって全線管理していただくようになれば、まさに全国に誇れる協働のまちづくりのシンボル事業になるものと考えております。
またアダプトプログラムの制度化についてでございますが、すでに要綱の案のようなものは、できております。したがいまして年度内には、道路や公園を対象として、制度を立ち上げていきたいと考えております。
次にNPO・ボランティア活動促進対策の検討チームの取り組み状況についてでございますが、現在までに4回ほど会議を開催しております。また、近々、埼玉県で行っております出前講座の受講や埼玉県NPOオフィスプラザの視察も予定していると聞いております。そうした中で、県や先進自治体の取り組みなども幅広く調査してまいりたいと存じます。
次に、協働の担い手の現状についてでございますが、まずは、今年7月ですか、東鷲宮小学校の周辺の緑地帯の立ち木の剪定について、大谷議員をはじめPTAや地区コミ協の皆様が実施していただいたということ、この場をお借りしてですね、厚くお礼申し上げたいと思います。このほかにも、ここにいらっしゃる議員の皆様をはじめ多くの町民の方々による公園や河川の維持管理、遊休農地を活用したコスモス栽培などが、町内各地で実施されており、町としてもまことに心強く、また、ありがたいことと存じております。このほか、子育てや健康づくり、防犯や交通安全、国際交流など、個人ボランティアまで含めて正確な数は把握しておりませんが、大勢の町民の皆様が幅広い分野でボランティア活動をされていることは、存じております。
こうした協働の取り組みをいかに今後促進するか、ご質問のNPOや人材の育成も重要な課題でございますので、先ほど申し上げたアダプト制度の導入や、プロジェクトチームでの取り組みを通して、今後さらに検討を進めてまいりたいと存じます。以上です。
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by ootani-kazuko | 2006-10-04 20:10 | 議会報告


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