2006年 07月 06日
2006年6月議会 一般質問 その2「協働のまちづくり」
続きまして「協働のまちづくり」について、お伺いいたします。

以前より本多町長が「協働、協働」とおっしゃっておりますが、「協働」は自治体の大きな政策課題となってきています。

協働するということは、地域への分権であり、住民への分権です。
「新しい公共」の担い手との協働は、それぞれの適正と力量に応じた、領域設定と役割分担が必要になります。
言うまでもありませんが、協働は行政の下請けではありません。
「行政が解決できないことを、解決できる団体・組織がある、だから協働する」という理解が不可欠です。

「パートナーシップ」を呼びかける行政側の姿勢に「人がいないから、人手がないから、代わりにボランティアでやって」とか「行政にお金がないから丸投げするから自主的にやって」という無意識の本音が見え隠れしていやしないでしょうか。

協働は今までのような「管理と指導」ではできない新しい概念です。
住民の側も「おまかせ」ではいられないんです。
自治体、「新しい公共」の担い手、双方に協働システム構築の為の意識改革が必要ではないかと感じています。

そこで、アとして、草加市 「みんなでまちづくり課」は、これまでのまちづくりは、役所が計画を作って「皆さん、ご理解ください」という形で進める手法が一般的でした。しかし、数年前から自分たちの住むまちのことは自分たちで考えていこうという活動が始まっています。地域で生活している市民の皆さんが、さまざまな意見を出し合い、熱心に話し合ってまちづくりの方向性を見出そうとする動きです。みんなでまちづくり課では、このような市民の皆さんの活動をお手伝いさせていただいています。さぁ、あなたもまちづくりに参加してみませんか?と呼びかけます。
蓮田市には「市民が主役推進課」という課があります。
分かりやすいネーミングで、協働でまちづくりをやっていくという、アピールするものを感じます。
当町も、これだけ協働というからには「どのようなシステムで目的を達成するのか」を考え、「自立した担い手先の養成・支援」をし「協働の仕掛を創る」、専門部署が必要ではないですか。
お考えをお伺いします。

イといたしまして、先日、福祉課と協働で事業を行っている、「子育てネットワーク」のスタッフが、NPO研修・情報センターというところの「協働コーディネーター、ファシリテーター養成講座」入門編というのを受講してきました。場所は代々木、えーと交通費は950円くらいかかってると思います片道。受講費はひとり1万円。資料代が3400円。
自腹切って協働の勉強しに行っています。

講師でNPO研修・情報センターの代表理事である世古一穂さんは、著書で、「真の参加協働型社会を構築していくためには新しいリーダーシップが必要である。参加協働型社会のリーダーに求められているのは、参加者の声をよく聞き、つぶやきを形にしていく、合意形成能力である。そうした能力を『協働コーディネーター』と名づけ、その人材養成に力を入れている」
と言っています。

協働の相手である「担い手側」は各種講座を受講し、協働について学び、意識改革の努力をしています。

行政側はどうなんでしょうか。どちらかだけが意識が高いのでは協働は上手くいかないでしょう。
職員を「協働コーディネーター」として養成するのはいかがですか。お考えをお伺います。

ここのところ、議会のたびに毎回「協働」については伺って参りましたが、どんなに嫌がられても「協働の仕組み」が作られるまでか、または「協働」という言葉が使われなくなるまで、しつこく聞いていきたいと思いますので、ご答弁の方よろしくお願いいたします。以上です。




<答弁>

助役答弁

助役の槍田でございます。大谷議員の協働のまちづくりについてのご質問にお答えを申し上げます。
昨年4月にこちらに参りましてから、協働のまちづくりの場って言うんですかね、いろんな場に出させて頂いてますけども、この町におけるですね、「協働のまちづくり」着実に出すね、進んでるんじゃないかなと、いう風に私は実感しております。
協働を進めるべき分野はですね、地域のまちづくりはもとより、福祉や環境など、広く町政全般に及んでおります。また、協働の方法も千差万別でございます。従いまして、まずは、それぞれの担当個所で、その状況に応じた協働の促進策について検討すべきと考えておりますが、今年度、NPO・ボランティア活動の促進策についての検討チームを設置しました。今後、このチームが中心となって検討を重ね、活動促進の方向性を検討して参りますので、その中で、ご提案の専門部署の設置の必要性についても検討してまいりたいと存じます。
また、今回の検討チームの設置は、人材育成という面にも重きを置いております。チームのメンバーには、県の担当者との話し合いや先進地視察などを通じて、大いに勉強してもらって、ご質問にございました「協働コーディネーター」となれるような人材に育ってもらいたいな、と期待しているところでございます。以上です。
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by ootani-kazuko | 2006-07-06 22:07 | 議会報告


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