2006年 05月 25日
行った・見た・考えた@オオタニカズコ


2年間務めたPTA会長をこのほど退任した。
会長を引き受けてすぐに町倫理条例が施行され、2年目には「町PTA連合会会長」となり、「町議にしてPTA会長」という微妙な立場に。「PTA会長」は学校関係の議案に公正な判断ができない(利害関係がある)と見られ、仮に私が「公正な判断をした」と主張してもそれを証明する方法がない。そういうわけで、教育委員会への一般質問も質疑もダメ、教育関係議案の審議からの「除斥」(退席を求められる)など、「町PTA連合会会長」職は完全に議員活動の足かせとなった。(「除斥」を含め様々な制約があることを覚悟して会長を引き受けた。だから「除斥」にも従ったが、決して納得して退場していたわけではない)

「議員とPTA会長、どちらに重きをおいているのか」「退席ばかりさせられて、議員の役目・町民の代弁者としての役割りをどのように捉えてるのか」と、お叱りを受けたりもした。
確かに地方自治法や町倫理条例を根拠として学校関連の議案に加われなかったし、賛否を示せなかった。議員の責務を果たしていないというご批判はもっともであり、支援してくださった方々に申し訳なく思っている。
では、その2年間が無駄であったかと言うと、何事もなく議員をやっていただけならこれだけの「財産」を得られなかったと真剣に思っている。右も左も分からない当選直後の駆け出し議員だった私が、PTA会長を引き受け二年間活動したことで得たものは大きかった。
人前で話したり組織のとりまとめをしたり、何より「今ここで子育てをする」沢山の人と直接対話することで得たものは何物にも代え難い。「無駄だと思うから無くす」ではなく、「無駄にしない」「利益を生むものに変える」という新たな視点を持つことができた。2年前、PTA会長を引き受けなかったら、今の私はない。2年前の自分より、色々な経験を積んだ今の自分の方がずっと「視界が広く」「有能」で「働ける」と思う。

町の未来である「子どもたちの育ち」とそれを支援する地域の仕組みをつくる。
そのことが地域を変える力となり、今の財政規模でさまざまな施策を展開し、町に活力をもたらすようになったら素晴らしい。みんなの「つぶやき」を形にしたい。
沢山の経験をさせてくれた人たちに感謝し、この2年間蓄積したことを基に「子育て支援と地域づくり」を目指す活動を展開したいと思っている。
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by ootani-kazuko | 2006-05-25 18:21 | 考えたこと


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